「東京ファッションウィーク」、雑誌やオンライン記事、ファッションニュースで目にすることは多いものの、実際はどういったイベントなのでしょうか?じつは東京ファッションウィークは東京コレクションが生まれ変わったもので、期間中は東京都内各地でファッションイベントが行われます。この記事ではその東京ファッションウィークについて詳しくまとめてみました。
「ファッション・ウィーク」とは…
まず母体となるイベントの「ファッションウィーク」とは、年2回、世界のファッション都市(パリ、ミラノ、ロンドン、ニューヨーク、東京)で開催される時期シーズンのコレクションを発表するイベントです。その東京で行われるイベントが「東京ファッションウィーク」(英語名は”Japan Fashion Week(in Tokyo)”)で、一般社団法人日本ファッション・ウィーク推進機構(JFWO)が主催しています。開催時期は毎年3月と10月。会場は渋谷ヒカリエと表参道ヒルズが拠点となっています。
元々はプレスやバイヤーなど、ファッション業界内内のイベントでした。ですが近年の一般オーディエンスやインフルエンサーの情報拡散力に着目され、より広く開かれたイベントに進化を遂げています。
スポンサーに合わせて変化してきた名称
東京ファッションウィークはもともと(2011年から2016年まで)はメルセデス・ベンツがスポンサーでした。その後、2017年から2019年3月まではアマゾンジャパンが冠スポンサーとなり、更に2019年8月からは楽天がスポンサーになりました。そういった経緯から正式名称も各スポンサー時期に合わせて「Mercedes-Benz Fashion Week」→「Rakuten Fashion Week TOKYO」→「Amazon Fashion Week TOKYO」と変化してきました。普段からこういった情報を追っていない人は、別イベントだと思っていたのではないでしょうか。筆者もその一人です。紛らわしいですね。
期間中、東京はファッション一色に東京ファッションウィーク期間中は、ヒカリエ、表参道ヒルズといった拠点会場所在地の渋谷、表参道を中心に、東京の街のあちらこちらのスポットにファッションウィークの広告やビジュアルが溢れます。合同展示会やコラボパーティといったイベントも盛りだくさんで、ファッショニスタにとっては欠かせないイベントとなっています。